« ブランチ (^^♪ | トップページ | 宍道湖~夕日 (^^♪ »

2008年10月11日 (土)

来待石の狛ちゃん (^^♪

Koma   

 

  

あ~さん より 

狛ちゃん研究会?出雲支部長 

拝命いたしました 維真尽でございま~す (^_-)~☆

  

どうも~狛ちゃん

来待石で 作られてるのが 

多いような気が しておりました

  

そんなときに~ こういう新聞記事 発見

これは~当然 記事に !

  

お馴染み~構え型~座型~

構え型が人気のようであるが

ちょっと お高くて~ 寄進予算と相談 

ということがあったようですね  (^_-)~☆ 

 

カタログも存在しているよ~です

お一つ~ 如何でしょう~か  (^^)v

 

 

社寺などの参道へ石造の狛犬(こまいぬ=唐獅子)

建立するという寄進行為の一般化は、

江戸前期から中期にかけて、

江戸・大坂において発生した流行に端を発している。

この流行は江戸後期になると全国各地へと広まり、

各地域でさまざまな狛犬形式が誕生した。

出雲地方では、

地元で産出される来待石で製作された

垂れ耳・立ち尾などの特徴を持つ

「出雲狛犬」(出雲式狛犬)という形式が登場した。

北前船などに代表される日本海の海運ルートや、

近代以降における鉄道網の発達などによって、

全国各地へと広まっていったことが確認されている。

出雲狛犬は、

背筋を伸ばして胸を張った「座型」(居獅子)と、

腰を高く上げて身構えた「構え型」(勇み獅子)という

二つの形式がある。

残念ながら、詳細な製作開始年代の時期は不明であるが、

寄進年の確認できる現存最古の出雲狛犬は、

天明元(一七八一)年に寄進された

讃岐金刀比羅宮(

香川県琴平町

)遥拝所前の座型である。

 

一方、構え型の登場は座型よりもやや遅く、

寛政三(一七九一)年に寄進された

出雲金刀比羅富(

島根県東出雲町上意東

)の狛犬が

現存最古となっている。

なお、この構え型は、

腹下を大きく削り取るという座型よりも

製作に手間のかかる形式である。

このような形式は、

出雲狛犬以外ではほとんどみられないものであり

(出雲狛犬の模倣物を除く)

軟らかく加工しやすい来待石だからこそ可能な形式であった。

 

さて、出雲地方では文政期(一八一八-三〇年)ごろから

構え型の寄進が徐々に増加し、

天保期(一八三〇-四四年)以降になると、

座型よりも多く寄進されるようになっていった。

このような傾向がみられるのは、

構え型の意匠(デザイン)

起因するものではないかと考えられる。

近代以降の資料ではあるが、

松江の石文南唐(戦前に来待石の加工・販売を

手広く行っていた石材唐)において、

営業活動の折に用いられていた

『来待石製品型録』というカタログがある。

この中で、構え型について

「勇獅子彫刻はよく出来て居りまして、

飛舞奔騰(ひぷほんとう)の勢を示し、

雄剛の精神をやどして居ります」と

勇壮な意匠であることが強調されている。

おそらく構え型は、作り手(石工)と求め手(寄進者)

双方から好まれた形式であったのだろう。

しかし、出雲地方以外の地域では、

逆に構え型よりも座型が多く確認されている。

例えば、京都府北部に位置する丹後地方では、

出雲狛犬の占める割合が圧倒的に多く、

実に全狛犬数(二百十一例)87%にも上っている。

形式別でみると座型71%、構え型16%で、

圧倒的に座型の多いことが判明している

(小寺慶昭・龍谷大教授の調査による)

実はこのような事情についても、

前述の『来待石製品型録』は

「居獅子彫刻は微細で巧妙を極めて居ります、

価格は安く、神社寄進用として最適のものであります」と

その理由を明快に示してくれている。

来待石製の出雲狛犬は、細かく優れた彫刻が施され、

なおかつ低価格であったために、

還方の地域でも広く好まれていったのだと椎察できる。

輸送費がかかるという点を考慮して、

構え型よりも安かった座型の方が多く寄進された、

と考えられる。

以上のように、十八世紀末以降に

出雲狛犬が全国各地へと運ばれていった背景には、

その製作。販売に携わった関係者の

営業努力もさることながら、

細かく優れた彫刻を施すことが可能で、

なおかつ安く大量に製作できるという

来待石の強みによるところも大きかったのである。

  

   

御付き合い ありがとうございまし~た m(__)m 

   

|

« ブランチ (^^♪ | トップページ | 宍道湖~夕日 (^^♪ »

コメント

構え型・・・先日の輪王寺の庭園にあったのと似てますね。
出雲発信の狛ちゃん達も沢山居るようですね。
作り安いということは、侵食しやすいと云うことですかね?
狛ちゃんを研究したら奥が深いかも・・・

投稿: ひー | 2008年10月11日 (土) 15時05分

興味深く読ませて頂きました~  cancer …

石の種類、運送費用などで、狛犬のデザイン分布が変わって来ていた・・・

どの時代に於いても、人々の感じ、考えることは、余り大きくは変わらないと言う事でしょうか?

岡山を旅した時、侵食により形が不鮮明な物が結構見られました。

PS;最近、「だんだん」の影響か? 維真尽さんのイメージが(^∇^)吉田栄作 ぽくなってきましたわぁ!

投稿: かにちゃん | 2008年10月11日 (土) 15時48分

奈良の狛犬さんも良いですよ〜♪
とくにお薦めは奈良市陰陽町、鎮宅霊符神社の狛さんです〜ヽ(・∀・ )

投稿: 工 房 灯 -akari- | 2008年10月11日 (土) 21時44分

素晴らしい研究発表! 
出雲支部長 さすがで~す!
湘南は落ちこぼれて~weep

投稿: ま~さん | 2008年10月11日 (土) 22時42分

”拝命”なんて、トンデモナイコトデゴザイマス。

ご推挙申し上げただけでございますよ ww

構え型は人によっては、攻撃型とも言われているようで、東京近辺では、あまり見られず、拙の地元・船橋大神宮だけでした。
引き続きハンティングして確認したいと思います。

そうそう、ご紹介ありがとうございます♪

投稿: 雨漏り書斎主人 | 2008年10月12日 (日) 00時15分

支部長に任命されたんですね。おめでとうございます。
カタログもあるんですか。面白い。

投稿: 桃源児 | 2008年10月12日 (日) 00時28分

ひ~さん

狛ちゃん~
これ~研究テ~マにしている学芸員さん
おられますよ~
この記事も そのひとつと思いま~す (^^)v

来待石~燈籠なんかいいですよ
苔もほどよくついて
侵食もほどよいですね
でも~
狛ちゃんみたいに
時代が進むと~ 
かなり侵食が進んで崩れたりしますね

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月12日 (日) 22時42分

かにちゃん

お~吉田栄作さん (^^)v
かっこう~良すぎ~

そんな~イメ~ジもたれると~
OFF会~つらいなぁ  (^_-)~☆

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月12日 (日) 22時45分

akariさん

鎮宅霊符神社~webでチェック~
なるほど~
愛らしい?
ユ~モラスな味のある狛ちゃんですね (^_-)~☆ 

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月12日 (日) 22時48分

ま~さん

出雲には
結構~研究してる人がおられる様で
資料が手に入ったものですから
upさせていただきまし~た (^^♪

湘南支部の 発表~待ってま~す (^_-)~☆

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月12日 (日) 22時50分

あ~さん

さすが地元~
船橋大神宮さん~寄進も潤沢なんですね (^^♪
生活レベルがうかがわれま~す

そして~信仰心も (^_-)~☆ 

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月12日 (日) 22時53分

桃源児さん

ありがとうございま~す (^^)v

そう~カタログ 
チェックしないといけませんよね (^_-)~☆

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月12日 (日) 22時55分

狛犬・・・
なんて奥深き(・_・)ことよ・・・

投稿: みっちゃん | 2008年10月13日 (月) 21時30分

みっちゃん

みっちゃんとこから~発した
狛ちゃんシリ~ズ

金ぴか狛犬から~
来待石~備前焼~
いろいろ~ありますね (^_-)~☆

投稿: 維真尽(^^) | 2008年10月13日 (月) 21時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/149950/23879024

この記事へのトラックバック一覧です: 来待石の狛ちゃん (^^♪:

« ブランチ (^^♪ | トップページ | 宍道湖~夕日 (^^♪ »